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桂浜水族館で生きもの観察!(高知アオノリキッズアドベンチャー)

先日の7月25日と26日に小学生を対象とした海洋学習イベント『高知アオノリキッズアドベンチャー』が開催されました。
こちらのイベントは1泊2日の旅の中で子どもたちが研究施設を見学したり海藻を使った実験をしたりし、高知の豊かな海への理解を深めていくことを目的に開催されております。

桂浜水族館も見学ポイントのひとつとなっており、当イベントの学びサポーターで高知県のお笑いコンビでもあるツーライスのおふたりや大学生スタッフとともに19名の子どもたちが来館しました。

水族館では2班に分かれて海の生きものたちについて紹介させてもらいました。桂浜水族館がイベントで最初に訪れた場所であり、子どもたちは顔を合わせて間もないくらいでしたが、約1時間の見学の中でほんの少し距離が縮まったように感じましたね(^▽^)

それにしても、こういったイベントに参加してくれる子どもたちの熱量はすごい!紹介している生きものたちをとても興味深く観察し、気になったことは何でも聞いてくれました。「フンボルトペンギンは今の暑さでも大丈夫なのか?」「この魚はおいしいのか?」といった質問から「ウミガメは頭がいいのか?」「トドは食べるとおいしいのか?」など私たちもおぉっ!!と驚き考えさせられるような質問もあり、とてもおもしろい独自の視点で生きものたちを見ていることがひしひしと伝わってきました!

お話しているとあっという間に過ぎた時間でしたが、当館の見学を通して高知の海にどんな生きものが住んでいるのかやなぜ高知の海はこんなに豊かなのかについて学んでいただけたのではないかと思っています。

次世代を担う子どもたちが、この豊かな海をその先につなげていくためには今自分たちに何ができるのかについて考えるきっかけとなった当イベント。何から興味を持つかはみんなそれぞれですが、それぞれの考えや「好き!」「知りたい!」「守りたい!」という気持ちが大きく育ち世界中に広がっていくことを心から期待したいですね(^^)

飼育学芸員
フジ