あの日までの道のり、あの日からの道のり「(12)へとへとな毎日」
「涙の数だけ強くなれるはず」
ついに水族館への就職が叶った私。
しかし喜んだのも束の間。
出社日まで2週間ほどしかありません。
旅行から帰ってすぐ退職の手続きを済ませ両親と高知へ向かいました。夜中に出て車の中で仮眠し朝に到着、そして家を探したり家電を買ったりしてその日のうちに帰る、それを2往復半行いなんとか新生活を迎える準備は整いました。高知から帰ってきて次行くまでの間に改めての報告やお礼を兼ねて大学やお世話になった博物館、友人らのもとを訪れ新たな門出を盛大に祝っていただき