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桂浜水族館で池の水全部抜く!

当館入ってすぐのところにある「おらんくの池」。
おらんくとは高知の言葉で『私の家』を意味し、おらんくの池だと『私のところの池』となります。
(※本来の意味だと、おらんくの池は土佐湾のことを指します。)

この池は開館85周年の時に作られ、シンボルとも言えるはりまや橋…をモチーフにした「かつらや橋」が池の中央にかかり泳ぐ魚たちにごはんもあげることができて、今日に至るまで多くの方にとって魚たちを身近に感じていただけるスポットになっていたのではないかと思います。

しかしそんなおらんくの池も作られてから8年が経過。経年劣化によって破損が目立つようになってきました。
危険な箇所もありこのままでは皆様に楽しく身近に魚を感じてもらえない!
ということで補修を行うことにしました。


また、それと合わせ池の水も全部抜いてコケも落としていきます。

魚類スタッフで池の魚たちを救出!
捕まえた魚たちは一旦バックヤードに引っ越します。


魚たちを移動させたら底の砂も取り出してバックヤードで洗い綺麗にします。


コケ取り開始!ただし、とても強力なコケなので数日かけて擦ったり乾燥させたりして掃除していきます。


補修&お掃除期間は本日4月15日〜4月25日を予定しております。
その間は魚たちへの餌やり体験を中止させていただきます。ご迷惑おかけしますがご理解いただけると幸いです。

おらんくの池が綺麗に生まれ変わるのをお楽しみにお待ちください!


飼育学芸員 フジ

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