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エコおやじの履歴書

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ちぃさな浜辺にある水族館で働くM(もったいない)おやじのつぶやきブログ からNoteへ移転しました。元ブログも当面はそのままおいてあります。 60歳から書かれはじめた約800… もっと読む
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記事一覧

302 (再)(続)大敷網漁の魚達⑱流れ藻の魚

  春になると、大敷網に流れ藻が入るようになる。 流れ藻は稚魚のゆりかご。 いろいろな魚の…

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301 (再)(続)大敷網漁の魚達⑰ツバクロエイ

  直径50cmほどの円盤のようなものが泳いでいるので、 近づいてきたらすくうつもりで身…

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300 (再)(続)大敷網漁の魚達⑯アカエイ

  アカエイは日本人の食卓には無縁の魚だが、お隣の韓国では、お正月料理に欠かせないとのこ…

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299 (再)(続)大敷網漁の魚達⑮ウチワザメ

  ウチワザメは瀬戸内側には多いようだが、室戸の大敷ではあまり見かけない。サメの名がつい…

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298 (再)(続)大敷網漁の魚達⑭トビエイ 

  トビエイは秋口から晩秋に入網することが多い。泳ぐ姿が洋凧のゲリラカイトに似ていて人気…

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297 (再)(続)大敷網漁の魚達⑬クロアナゴ 

  1.5mほどの灰色の丸太のようなクロアナゴが数尾泳いでいるのが見えた。船方がニヤニヤ…

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296 (再)(続)大敷網漁の魚達⑫

  チョウチョウウオの仲間は、沿岸の浅場やサンゴ礁などにすんでいるので、沖合に仕かけられた大敷網では、ほとんど見かけない。しかしゲンロクダイだけは、どうやら生息域が違うようで、時たま入網することがある。もちろん食用にはならないので私の水槽へ。チョウチョウウオの仲間としては、低水温(15℃)にも耐えられて丈夫。開放式水槽で冬越しが出来る、唯一のチョウチョウウオである。しかしこの魚には特殊な食性があるのかも知れない。よく餌付いていてもだんだん痩せてきて、あまり長生きしてくれない。

295 (再)(続)大敷網漁の魚達⑪ネズミギス

  もう30年以上も前の事だが大敷から「見たこともない、四角い口の魚が獲れた」との連絡を…

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294 (再)(続)大敷網漁の魚達⑩カワビシャ

  テングダイに近い仲間で、深海性(100~300m)の魚のようである。大敷網でカワビシ…

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293 (再)(続)大敷網漁の魚達⑨テングダイ

  黄色の大きなセビレがきれいなテングダイは、室戸では水温が上がり始める5月頃に入網する…

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292 (再)(続)大敷網漁の魚達⑧ヘラヤガラ

   色も形も変っている魚なので大敷網の中ではよく目立つ。見つけるとサッと玉網を出して自…

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291 (再)(続)大敷網漁の魚達⑦ウミヒゴイ

  磯釣りに行ってグレ(メジナ)の姿が全く見えなくてクサッている時、時たまウキを引き込ん…

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290 (再)(続)大敷網漁の魚達⑥ダイコクサギフエ 

  30年以上も前の事だがダイコクサギフエの幼魚(3~5cm)の大量入網が続いたことがあ…

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289 (再)(続)大敷網漁の魚達⑤チカメキントキ

  私はチカメキントキを食べたことはないが、白身でおいしい魚と聞いている。深海性の魚なので、おもに底曵網から入手している。大敷網は水深が50m余りの所に設置されているので、チカメキントキの生息域(100~300m)よりは、かなり浅い。しかし幼魚の時は浅場にいるようで、5・6月頃に5~10cmほどの個体が入網することがある。ウロコが堅く丈夫で餌付きやすい。水温(23℃以下)に注意する以外は飼いやすい魚。赤い体と大きな口。大きな目玉は、ぜひとも水族館に欲しい魚である。   私の大