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金色に輝く水槽あり✨


イサキというお魚をご存知でしょうか?
スーパーなどで見かけることもあるおいしい魚で、幼魚は体に黄色い縞模様が走り、成長とともにその縞は徐々に薄れて黄土色の体になります。

体の色的には鮮やかとはいえないお魚ですが、当館のイサキたちが暮らす水槽には目を惹くお魚がいます。

この魚、イサキなんです。

あれ?イサキって縞模様か黄土色なんじゃ・・・?
そうなんです。
本来はそうなんですが、訳あって黄色い体のイサキもいるんです。

はっきりとしたことはわかっていませんが遺伝子の突然変異が原因ではないかと考えられており、このような黄色い個体は黄変種(おうへんしゅ)と呼ばれます。

ちなみに私たちは「金色(こんじき)のイサキ」と呼んでます。

館内の水槽では昨年11月末ごろからこのようなイサキを展示しており、2日前の6月26日に調整のため一時的に展示を中断し本日28日より再開しました。

一時的に展示を中断していましたが、せっかくの機会だったので水槽周りのレイアウトを変更しました。
4月に入った魚類チームの新人学芸員たちも生きものの飼育以外のお仕事を。湿気や潮でPOPが貼り付けにくい状態でしたが水槽を盛り上げようと頑張ってました!
金色のイサキ水槽の全体を遠くからチラ見せ。黄色いライトに照らされ一際目立ちますね!

水槽周りには魚たちの説明や魚類チームの5人、
てぃーち(魚類リーダー、学芸員)
せーいち(魚類、両生爬虫類担当飼育員)
しゅーじ(魚類飼育員、学芸員)
りゅーせい(魚類飼育員、学芸員)
フジ(ペンギン担当、飼育学芸員)
が描いたイサキのイラストを掲示しております。

水槽内で暮らす魚たちと合わせてぜひご覧ください!!

※整体の健康状態等により事前の告知なく展示終了となる場合もございます。ご了承くださいませ。

飼育学芸員
フジ