目線を変えてみよう ~Viva Hamasui~
ある日のランチに、とある老舗レストランに行った
いつもは駐車場も満車で、待ち時間もあるレストランなのだが、昼時間もすぎたころだったためか、駐車場も難なく駐車出来た。入ってみるといつもはお客様でにぎわっていた空間が空いていた。
大きなテーブル席も空いていたが、ウエイターが案内してくれたのは小さなテーブル席。
なんとなく違和感を持ちながら着席した。このレストランはハンバーグが人気で、今回も一緒に行った方たちも楽しみにハンバーグを注文することに夢中。
私は、ハンバーグはさほど好物ではないためテンションは上がっていなかった。
女性ということもあり、バッグなどの置き場がない小さな卓席だったので、荷物置きがないかウエイターに聞いてみると返事もなく隣の大きなテーブルレイアウトル席から椅子を持ってきた。
ここで、違和感が疑問に変わったのだ。大きな席から椅子を小さなテーブルに持ってくるならば、最初から空いているのだから大きなテーブルに案内すればいいのではないか?わざわざテーブル上もいっぱいになる席に案内することはない。混んでいるのであれば当然だし、例え空いていてもランチタイム中で多人数の来客に向けてキープするのも当然である。が、ランチタイムも終わって客数もいない時間帯。楽しい食事をしようと来店したのに、なんだか腑に落ちない気持ちを押し殺して配膳を待っていた。
前菜的なサラダとスープが注文してすぐに配膳された。このタイミングで出されるとメインのハンバーグが出るまで時間がかなり開くなと思いつつ、ゆっくり食べていたら、一緒に行った人が食べ終わったのを見計らってお皿を下げに来た。案の上、メインが来るまで時間がかかって、なんとバランスの悪いことか・・。とても残念な思いをした。まあ、一緒に行った人は気にしつつも、高級店じゃないからと私を宥めてくれた。苦笑しながらも言葉を飲み込んでいたら、他の席にお客様が「すみませーん!!」とウエイターを呼んでいる。店内はお客様も少ないので、その声はよく聞こえていた。パントリーで作業していたウエイターはその声に気づいて作業の手を留めたが、そのまま作業を続けた。「???」となっていたら、再度「すみませんっっ!!!!」とさらに大きな声が店内に響き、やっとウエイターが動いた。入店してからずっと感じていた違和感や疑問も、このウエイターの行動であり、美味しいと評判のハンバーグも評価は半減してしまったし、なんとも残念なランチタイムであった。
しかしながら、この1件で気づきもあった。
我が館はどうなんだろう?
きっと楽しいだろうとワクワクして桂浜まで来た。
1600円のお金を支払って入館。
チケット売場のスタッフは、笑顔で出迎えたかな?お声がけ出来たかな?
館内の清掃は大丈夫?トイレは?館内でのスタッフの態度は?いきものは元気?私たちは、お客様をがっかりさせてないかな?
ランチに行ったレストランの対応もスタッフやお店の何らかの都合での対応だったのかもしれない。でも、お客様として満足度は低い。
当館の場合も同じくで、こちら側の都合により、ご期待に沿えない状況かもしれない。
冒頭で書いた状況であっても、笑顔で対応してくれたり、カバーしてくれる一言があるだけで、ずいぶんと印象は変わるだろう。
狭いテーブルに案内する際に、こちらでよろしいですか?とか、狭くて申し訳ありません。とかあれば、違和感は消えるし、前菜を早く出してメインまでの時間が開いてしまったなら、お待たせしましたの一言があったらどうだろう?呼ばれてすぐに対応が出来なかっても「はーい!少々お待ち下さい」の声があったらどうか?ずいぶんと印象が違う。
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