魚をおいしく食べよう!〜さかなの日〜
みなさんは魚大好きですか???
私は見るのも食べるのも大好きです!!
そして今日は3月7日「さかなの日」!🐟
さかなの日は「さ(3)かな(7)」の語呂合わせからきており、2017年にSAKANA & JAPAN PROJECT推進協議会が制定しました。
また水産庁が定めた「さかなの日」というものもあり、こちらは毎月3日〜7日となっています。
どちらも魚をはじめとする水産物をもっと多くの人に食べてもらおう!という日になっています。
四方が海に囲まれた海洋国家 日本。
海・川を合わせると日本には3,800種もの魚が生息するとされています。
私たちが普段食べている魚はそのうちの数%と言われていますが、それでも太平洋側、日本海側、北海道のような寒い地域、沖縄のような暖かい地域でそれぞれ違った魚をその地ならではの食べ方で楽しむことができます。
しかし近年の日本では水産物の消費が減少し続けているといわれています。
価格の問題や品質の問題もありますが、「調理が大変」「骨を取って食べるのに手間がかかる」「調理後のゴミの臭いが嫌」といったこともあって消費する人が減っているのだと思います。
確かに魚の臭いって独特ですし手についたらなかなか匂い落ちないですもんね。
しかもさばく大変さもとてもよくわかります。
普段魚を扱いすぎているからか、臭いは完全に染み付いていると思いますがそれに慣れたのか今では違和感を覚えません(笑)
しかし入社当初は結構臭いが気になってましたね💦
普通の家庭では臭いが気にならなくなるほど魚をさばくことはあまりないと思いますし、臭いが残る上調理にも食べるのにも手間がかかりゴミの処理も大変、おまけに値段はどんどん高くなる・・・
家庭で魚料理の並ぶ日が少なくなる理由もわかります。
しかしそれで魚から離れてしまうのはもったいない!!
魚には私たちに必要な栄養がたくさん含まれていますし、焼いても良し❗️煮ても良し❗️揚げても良し❗️蒸しても良し❗️生でも良し❗️
いろんな味を楽しむことができます!
下処理が大変でも缶詰や切り身などがありますし、おいしい魚料理を食べられる場所もたくさんあります。
桂浜水族館のフードストアでもおいしい魚料理を提供しております。
それがこちら、ガリアジ!
ガーリック味のアジフライでボリュームも満点‼️
一度食べたらクセになる、そんな高知名物の魚料理です🐟
高知はこのガリアジをはじめ、カツオやウツボといった魚を使った料理が有名ですが、それぞれの地域ごとにそこでしか食べられない魚料理もたくさんあります。
旅行先でおしゃれなレストランに行くのも楽しみのひとつですが、その地でしか食べられない魚料理があればそれを食べてみるというのも思い出や話のネタになっていいのではないかと思います!
それがとてもおいしかったらまたそこへ行くきっかけにもなりますからね!
そして、忘れてはいけないのは感謝の心。
野生動物たちが別の生きものを食べて命を繋いでいるのと同様、私たち人間も地球上に生きるいろんな生きものたちの命を頂戴して生きています。
なのでごはんを食べる前には「いただきます」、食べた後には「ごちそうさま」と食材になった生きものたちに感謝を伝え、残さずおいしくいただきましょう!
飼育主任学芸員
フジ