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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(7)全て個性」

「自分なりの「マイナスをプラスに!」」

水族館に就職すればもちろん接客業務はあります。
ショーをするスタッフは大勢のお客様の前で元気に明るく話し動物のショーやトレーニングを行います。館内水槽の動物を担当するスタッフもショースタッフほどではありませんがお客様と直接話す機会はあります。

そう、人と話せなければならないのです。

ただ、私はこの話すというのがどうも苦手で昔から苦労していました。
そうさせる理由がいくつかあり、例えば人前に出ることに対して緊張や不安感が強く出るということもありますし、正直滑舌はあまりよろしい方ではなく昔それを散々いじられて話すことに若干のコンプレックスもあります。
またこれは10年ほど前からの悩みですが、あるとき急に言葉が出なくなりました。出なくなる…というより詰まる感じと言いますか。最初の言葉を話すとき同じ音を何度も発してしまったりその音が出てこなかったり・・・その時は将来のことで不安とか色々抱えていた時期だったのでそれが祟ったのかと思ってます💦(今でも苦労してて、出にくい言葉の時は体を動かした勢いで言葉を発したり詰まる最初の音を発せず次の音を発するようにしたりして回避しています)

これらから話すことに対する苦手意識は強い方でしたが、それによって伸ばせたこともありました。

子どもの頃から絵を描くのが好きで、よく捕まえた生きものを描いていました。
しばらく描かない時期はありましたが、話す以外の手段で相手に何かを伝える術も身につけておこうと絵を再び描き始め、今では趣味といえるほど描いています。
実習のレポートでも絵を多用していましたし、もっと幅広く絵を描きたいということでペンタブレットも買い、アナログ・デジタルの両方で発表用の資料の挿絵などを描いていました。

今でも仕事で絵を描く機会は多いですし、絵を描くことが大好きだった子どもの頃の自分に感謝したいですね。

当時の自分は先が決まらない不安に加えうまく話せなくなったという焦りも感じでいましたが今ではそれも個性。
マイナスな部分ばかりを見続けず工夫をこなせばそれがプラスになることもあるよと悩んでた頃の自分に伝えたいものです。

《(8)に続く》

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