桂浜水族館 公式

高知県高知市の名勝「桂浜」の浜辺に建つナイススポット水族館。 公式マスコットキャラクターの「おとどちゃん」や、飼育員が生きものの日常、 水族館情報やちょっとした小ネタなどを赴くままに投稿しています。

桂浜水族館 公式

高知県高知市の名勝「桂浜」の浜辺に建つナイススポット水族館。 公式マスコットキャラクターの「おとどちゃん」や、飼育員が生きものの日常、 水族館情報やちょっとした小ネタなどを赴くままに投稿しています。

マガジン

  • 桂浜いきもの通信🐟🐧

    飼育学芸員「フジ」がお届けする、桂浜水族館で暮らす生きものたちや水族館のあれこれ⭐️ 飼育動物の解説やイベント・企画展情報、生きものにまつわるお話などを投稿しております!🐟🐧 ⚠️こちらで投稿された写真の無断使用・転載は固くお断りします。

  • おとどちゃんマガジン

    ハマスイのパワフルおとどちゃんがnoteでも書くらしい 更新は、いつもの「気が向いたら」である

  • Viva-Hamasui

    ハマスイ館長のひとりごと

  • エコおやじの履歴書

    ちぃさな浜辺にある水族館で働くM(もったいない)おやじのつぶやきブログ からNoteへ移転しました。元ブログも当面はそのままおいてあります。 60歳から書かれはじめた約800記事をこのマガジンに順次掲載していきます。 M(もったいない)おやじの水族館昔話をおたのしみください。

桂浜いきもの通信🐟🐧

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  • 156本

青鷺、襲来。

個人的に強く思う、うちに来てほしくないもの上位5位以内に入るやつが今年もやってきました。 アオサギです。 だいたいこれくらいの時期に水族館へやってくるんですが、この鳥がスタッフ、特に魚類班スタッフの頭を毎年悩ませるんですよね。 アオサギが当館に来る理由はひとつ、 食事です。 おらんくの池にいる魚や金魚たちをエサとしており、私たちが目を離した隙をついて魚たちを食べにきます。 今でこそメジナやカゴカキダイといった複数の魚が泳ぐおらんくの池ですが、私が初めて桂浜水族館に来

とあるカピバラのクセ

1月がもう半分過ぎましたね。 みなさんはいかがお過ごしですか? 私は年末ごろから持病の喘息に苦しめられており、最近ようやく咳は落ち着いてきたのですが疲労で肋骨にヒビでも入ったのか、大きく息を吸うたびいろんなとこの痛みに苛まれてます・・・(笑)💦 まぁ、これも無理しなければそのうち治ることでしょう! それはさておき、私たちの仕事は動物たちのお世話です。 これはおうちやプールの掃除をしたりごはんを作ってあげたりすることですが、生活環境を整えるだけでなく彼ら彼女らの行動をじっく

伝えるために欠かせないもの〜イラストレーションの日〜

1月11日、今日は『イラストレーションの日』です。 この記念日は2019年に日本イラストレーション協会が制定した日で、illustrationの頭文字「ill(III)」が111の形に見えることに由来しています。 動物関連の記念日ではありませんが、水族館にとって「イラスト」とは来館者に動物たちのことをより楽しくわかりやすくお伝えするためにも欠かせないものです。 桂浜水族館にある掲示物の大半がスタッフの手作りで、自分たちの撮った写真を使ってPowerPointやWordで作

新年あけましておめでとうございます🌅🐍

新年あけましておめでとうございます🎍 21世紀に入ってから四半世紀、2025年がやってきましたね。 水族館は2日から営業しており、多くのお客さんに足を運んでいただいてます。 早速新カワウソ舎がオープンし、年末に完成したカピリク舎ではエサやり体験も実施しております。 また、今年は巳年なのでヘビと一緒に写真が撮れるチェキ撮影会も実施中です! 新年からイベント盛りだくさんの桂浜水族館。 どんな出会いがありどんな変化があるのか、楽しみですね😊 今年も飼育動物たちのことやイベン

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  • 8本

目線を変えてみよう ~Viva Hamasui~

ある日のランチに、とある老舗レストランに行った いつもは駐車場も満車で、待ち時間もあるレストランなのだが、昼時間もすぎたころだったためか、駐車場も難なく駐車出来た。入ってみるといつもはお客様でにぎわっていた空間が空いていた。 大きなテーブル席も空いていたが、ウエイターが案内してくれたのは小さなテーブル席。 なんとなく違和感を持ちながら着席した。このレストランはハンバーグが人気で、今回も一緒に行った方たちも楽しみにハンバーグを注文することに夢中。 私は、ハンバーグはさほど好物で

¥100

Viva Hamasui まるやま水族館2

まるやま水族館は、いまこうして日常に戻ってしまえば、 思い出となって記憶のものとなった 10月6日から1か月、まるやま水族館開催します!と決まった時は、 オープンとクローズに行けばいいだろうと高を括っていたのは、 かなりの誤算だった 開催日程が決定した日から怒涛のような日々が続いた 南あわじに数度と足を運び、会議を重ね、構想を練った日々 泊りがけで数度となく阿那賀に訪れた 阿那賀での私の楽しみは、うずしお温泉 日本有数の美人の湯で、 龍神温泉、白浜温泉、有馬温泉という有名

Viva Hamasui まるやま水族館1

淡路島の南あわじ阿那賀に丸山という地域がある。 住所の地名として「丸山」は存在しない。 だが地域の人からは「丸山」と呼ばれている。 私たちが丸山と出会ったのは、あるひとりの青年の思いからだった。 過疎化が進む鄙びた漁師町。 全国的にも問題になっている高齢化。 漁業の衰退。 いろんな問題が山積みで、でも、そこで生きる若者たちがいる。 丸山が大好きで丸山をなんとか活気ある地域にしたい。 この思いを聞いたときにいっしょに何かできないかと感じた。 「水族館があったらいいな」 何気

Viva Hamasui 平成から令和へ時代は変わり続ける

人のこころは、うつろいやすいもの。 コロナ禍が過ぎ、本当は平常運転になったはずの今日だが、 気づかないうちに様々なことが変化している今日この頃。 世間が変わって、人のこころも変化した。 うつろいやすいこころは、いとも簡単に変化する。

¥200

エコおやじの履歴書

ちぃさな浜辺にある水族館で働くM(もったいない)おやじのつぶやきブログ からNoteへ移転しました。元ブログも当面はそのままおいてあります。 60歳から書かれはじめた約800記事をこのマガジンに順次掲載していきます。 M(もったいない)おやじの水族館昔話をおたのしみください。

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  • 378本

378 (再)なおし屋⑪加湿器

  事務所の女の子が「お母さんの加湿器の電源が入らないけど…」と家から持って来た。たぶん簡単なヒューズか、断線だろうと思ったが、用心のために「壊してもいい?」と確認した。「保障期間も過ぎているので、ダメなら捨てるつもり」との返事をもらっておいてよかった。初めて見る機械なので分解にてこずったのである。加湿器なので水タンク・ヒーター・コントロール基盤などで出来ているのはわかっているが、部屋に置くので、デザインを重視したちょっと高価な代物で、止めネジの場所がわからない。張り合わせと

377 (再)なおし屋⑩扇風機 b

 「台から落ちて羽根が折れたけど…」と食堂係りのおばちゃんが扇風機を持って来た。折れた羽根を瞬間接着剤で付けてみたが、予想どうり数秒で飛んだ。もう一度付けなおして、今度は薄いプラ板を貼り付けて補強してみた。しかしこれも予想どうり、重量バランスが狂って、ブンブンうなるので危なっかしい。そこでこの羽根をあきらめ、古い扇風機(こんな時のために壊れた扇風機も捨てずにとっておいてある)の羽根を合わせてみた。メーカーは違うが、軸の太さはピッタリ。しかし軸受けの長さと、羽根の厚みが合わない

376 (再)なおし屋⑨扇風機 a

 扇風機は、毎年秋に羽根を外して枠と一緒に洗ってしまい込むが、夏になって組み立ても動かないことがある。たいていの場合は、軸受けに少し錆が付いていて、回転しにくくなっているだけなので、潤滑スプレーを吹きかければOKになる。だがこれでは修理したとは云えない。しかし押しボタンスイッチが不調の時は私の出番になる。原因はたいてい塩分で、基盤に付いたほこりを介して漏電を起こし、スイッチがスリープや誤作動を起こすことが多いのである。ここは私の得意の“基盤洗浄”しかない。分解して取り出した基

375 (再)なおし屋⑧掃除機

  「ホースが折れたけど、何とかなおらん?」と事務所のおばちゃんが掃除機を持ってきた。「どうしたらこんな所が折れるの?」と聞くと「足を引っ掛けてふみつけた、へへへ」と笑う。幸いなことに、ポッキリ折れただけで、粉々にはなっていないし、電気配線もかわしている。しかし力がかかる所なので、接着剤だけでは無理だし、当て木を添えてテープを巻くのも、形状の関係ですぐに再修理になるのは明らかだ。いろいろ考えながらながめているうちに、ホースの内側から添え木を当てることを思いついた。太さの合う塩