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桂浜いきもの通信🐟🐧

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飼育学芸員がお届けする、桂浜水族館で暮らす生きものたちや水族館のあれこれ⭐️ 飼育動物の解説やイベント・企画展情報、生きものにまつわるお話などを投稿しております!🐟🐧 ⚠️こちらで投…
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#エッセイ

あの日までの道のり、あの日からの道のり「(15最終回)水族館スタッフとして」

「これが私の天職です」 ペンギン担当になってから約5ヶ月後の2021年2月。ともにリクガメ・カ…

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(14)そしてペンギン担当に🐧」

「やるからには徹底的に!ないものは全て築き上げる!」 動物園から戻ってくる少し前、ペンギ…

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(13)動物園スタッフになった!?」

「植物園、水族館、動物園。偶然にも生きものを扱う施設3つでの経験が積めました(笑)」 20…

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(12)へとへとな毎日」

「涙の数だけ強くなれるはず」 ついに水族館への就職が叶った私。 しかし喜んだのも束の間。 …

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(11)夢を追いかけて」

「夢を追いかけて人生が変わった!」 さまざまな活動をしつつ就活も行なっていましたがそろそ…

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(10)先輩方に囲まれて」

「先輩方とのご縁に感謝!」 植物園にパートとして入社した私。 自分が水族館業界を目指し就…

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(9)植物研究と植物園就職」

「植物に囲まれた数年間」 在学中、サークルなどに入っていなかった私は勉強以外に何か取り組んだといえる活動をしておきたいと思い、大学側から送られてくる地域連携などの案内を見ていました。 その中にひとつ、興味を惹かれるものがありました。 『なにわの伝統野菜「吹田くわい」の収穫ボランティア募集』 なにわの伝統野菜は大阪府内で100年ほど前から独自に栽培がされてきた野菜で、そのうちのひとつが大学のある地域で栽培されていました。 畑仕事の経験もあったことから「これはおもしろそうだ

あの日までの道のり、あの日からの道のり「(8)進んでは戻っての日々」

「書類落ちばかり・・・」 将来、水族館に就職するには何が必要か? 当時の自分は「経験」と…

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(7)全て個性」

「自分なりの「マイナスをプラスに!」」 水族館に就職すればもちろん接客業務はあります。 …

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(6)恩師との出会い」

「先生方のおかげで今の自分がある。そう断言できる出会いに恵まれました」 1回生の後期から…

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(5)学芸員?」

「学芸員ってなんだ?」 法学部に進学した私。 実家から90分ほどで通えたため朝電車に乗って…

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(4)将来の夢は?」

「そうだ、将来は生きものに関することをやりたい!」 そう強く思うようになったのは高校2年…

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(3)広がる"興味“の世界」

「あるきっかけから世界が広がっていった!」 今でもそうですが、昔から水族館や動物園に行く…

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あの日までの道のり、あの日からの道のり「(2)大自然から学んだこと」

「自然は楽しいことも怖いことも教えてくれる。それらから学び、心は成長していく」 自然の中で遊ぶのが大好きだった私は泳ぐことも大好き。滋賀は海がない県なので幼い頃から両親に近隣の三重や福井まで海水浴に連れて行ってもらってました。 そこでももちろん網を持って魚を探したり、足のつかないところまで泳いで行ったりととにかく好奇心だけで行動してました。 しかしやはり自然とは容赦のないもので、砂に埋まってた貝を知らずに踏みつけ足に刺さることもあれば自身の予想以上に強い波のせいでなかなか砂