桂浜水族館 公式

高知県高知市の名勝「桂浜」の浜辺に建つナイススポット水族館。 公式マスコットキャラクタ…

桂浜水族館 公式

高知県高知市の名勝「桂浜」の浜辺に建つナイススポット水族館。 公式マスコットキャラクターの「おとどちゃん」が、飼育員や生きものの日常、 水族館情報やちょっとした小ネタなどを赴くままに投稿しています。

マガジン

  • エコおやじの履歴書

    ちぃさな浜辺にある水族館で働くM(もったいない)おやじのつぶやきブログ からNoteへ移転しました。元ブログも当面はそのままおいてあります。 60歳から書かれはじめた約800記事をこのマガジンに順次掲載していきます。 M(もったいない)おやじの水族館昔話をおたのしみください。

  • 桂浜いきもの通信🐟🐧

    飼育員&学芸員がお届けする、桂浜水族館で暮らす生きものたちやスタッフのあれこれ⭐️ 『この水族館気になる❗️絶対に訪れてみたい‼️』と思っていただけたり、『読みながら回るとさらにおもしろい❗️』と言っていただけるようなお話や私たちの活動記録、新設展示のご紹介、たまにエッセイなどを投稿していきますのでぜひご覧ください♪😊

  • Viva-Hamasui

    ハマスイ館長のひとりごと的マガジン

最近の記事

「海辺の小さな物語」発売記念イベント開催

2024年5月10日(金)-5月13日(月)の3泊4日で、おとどたちは神戸と東京に行ってきました! おとどの2冊目のエッセイ「海辺の小さな物語」発売記念イベントとして、「ジュンク堂書店三宮店(@junku_sannomiya)」と「まるごと高知(@marugotokochi)」にて、サイン会やグッズ販売、チェキ撮影会を開催。 ジュンク堂書店三宮店でのイベントは、事前予約者数がとても少なく、店長さんに多大なるご心配をおかけいたしましたが、飛び込み参加OKということもあって、

    • 身体の要

      飼育員には体力や筋力が必要です。 獣舎を掃除するのにもたくさんのごはんを運ぶのにもそれらは欠かせませんし、多忙な業務に追われるなか体を使わずゆっくり仕事をしているとすぐに時間は過ぎ仕事ばかりが溜まってしまいます。 かと言って、「まだ若いから大丈夫だ!」って負荷をかけすぎるとすぐ体のいろんなところが悲鳴をあげ出します。 筋肉痛であればお風呂にどぼーんと入ってよく寝ればすぐに良くなりますが、気をつけなければならないのは腰痛。 身体を表す「月(にくづき)」に「要(かなめ)」と

      • おらんくの池の謎の跡

        GW前に大掃除をしたおらんくの池。 綺麗になった分うっすらと生える茶色いコケも目立つようになり、ここ最近は3日に1回のペースで池殿隊をブラシでこすっています。 それをやめるとどんどんとコケが生え、どれだけこすっても簡単には落とせないほど強力な黒いコケの層みたいになってしまうので、日々の掃除を継続するというのは大切なことです。 しかし、うっすらとコケが生えていることによって面白いものを見つけられる時もあります。 例えばこれ。 コケが生えた水底に現れたぐにゃぐにゃの線。 これ

        • 305 (再) 鳥カゴより①大入り

            入場券販売で記憶に残るのは、何といっても新築オープン(昭和59年3月)の春から夏休みまでと、高速道路が高知(正確には南国市)まで開通した年から2年余りである。オープン初日(3月21日)。朝9時には50人の行列。春休み中のこともあって、連日の大入で館長も胸をなでおろした。しかしオープン効果は夏休みまで、その後急速に入館者が減少し、先行きに不安を感じ始めた頃、高速道路が南国市まで到達し、本州と1本につながった。平成4年2月2日の日曜日、例年なら300人ぐらいのはずが、1000

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        • エコおやじの履歴書
          305本
        • 桂浜いきもの通信🐟🐧
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        記事

          304 (再)鳥カゴより(序) 

            人間嫌いの私は大勢の人々と顔を突き合わす仕事に違和感を覚えて、大阪の中央卸売市場を退職。お魚や動物達とだけ付き合うつもりで、水族館を選んだ。しかし桂浜のような小規模水族館では“飼育員”とは云っても、お魚の世話だけでは済まされなかった。館長自から「わしは館長兼小使い」と言い「お前も副館長から小使いまで、なんでもやってもらう」と云われた。そして実際館長家の“召し使い”から趣味(植木盆栽)の手伝い(⑥飼育員の仕事)を含め、あらゆる雑用をやらされた。中でもイヤだったのが人間が相手

          304 (再)鳥カゴより(序) 

          タイではない、「タイ」とつく魚たち

          前回の記事はコチラ。 前回はタイの仲間(タイ科魚類)についてのお話でしたね。 今回はタイではないのに「タイ」と名のつく魚たちのお話です。 そもそもなぜタイではないのにタイとつくのか? タイ(鯛)という魚は昔から日本人にとって馴染み深く、お祝い事などにもよく使われる縁起の良い魚でした。 諸説ありますが、そんなタイの人気にあやかって別の魚の人気を出すためや、体型がタイに似ていたからこう言った名前をつけられた魚が多いのではないかとされています。 推測ですが、 「あの魚はタ

          タイではない、「タイ」とつく魚たち

          ある雨の日の動物たち☔️

          2024年のゴールデンウィークも終わりましたね。 皆さまは楽しいひと時をお過ごしになりましたか? 今年は間に3日間平日を挟み前半と後半に分かれたGWでしたが、多くのお客様に足を運んでいただけました。 「入る前は小さい施設なのに入館料はそこそこするなと思ったけど、中では動物たちを近くに感じることができとても楽しかった!」 「動物のことをたくさん知ることができ、家族みんなでとても良い思い出も作れたのでここに来て本当によかった!」 そう思ってくださる方が1人でも多くいらっし

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          ある雨の日の動物たち☔️

          ある日のペンギン団地🐧

          私たち飼育員の視点から見た、 ある日のペンギン団地(ペンギン舎)の日常をお届けします。

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          ある日のペンギン団地🐧

          Viva Hamasui こんにちは、おばあちゃん?

          2024年5月5日 こどもの日に新しい命が誕生した。私の右腕である「さんご」ちゃんがパパになった。 数日前から私もまだかまだかと、まるで孫の誕生を待つおばあちゃんのような気持ちだった。昨年には、スタッフのフジにもJrが誕生したが、さんごちゃんのお嫁ちゃんも知っているし、何よりさんごちゃんとの関係性で私とはとても距離が近い分、思い入れもひとしおである。さんごJrは、臨月まで逆子でカイザーを覚悟したのちにギリギリになって正常となり普通分娩でいけると安堵したことだった。しかし、さん

          Viva Hamasui こんにちは、おばあちゃん?

          タイの仲間は何種類??

          魚には〇〇ダイという名の種がとてもたくさんいます。 有名どころでは キンメダイ、コブダイ、アマダイ、イシダイ 他にも タカノハダイ、カゴカキダイ、イシガキダイ、ヒゲダイ、イトヨリダイ、イボダイ、スズメダイなどなど 水族館や市場でも目にする機会の多い〇〇ダイと名のつく魚たち。 あれもこれもタイって名前がつく! タイの仲間ってどれだけいるんだ? 知らないだけでかなりたくさんの仲間がいるんじゃないだろうか? さて、では「タイの仲間」は何種類いるんでしょうか? ここでいう「タイ

          タイの仲間は何種類??

          桂浜水族館公式note元気に更新中!

          桂浜水族館は おとどちゃんが、公式X(https://twitter.com/katurahama_aq)にて、水族館の日常や飼育員たちのお仕事風景・イベント情報などをキテレツに発信している他 Instagram・Facebook・YouTubeも活用し、さまざまな見せ方で水族館情報を発信しています。 そんな中、新たに開設したのが公式note! イベント情報や日記、飼育員が生体解説をメインに生きものたちの魅力や能力について綴っているマガジンをはじめ、館長のページでは、水族館の

          桂浜水族館公式note元気に更新中!

          あの日までの道のり、あの日からの道のり「(15最終回)水族館スタッフとして」

          「これが私の天職です」 ペンギン担当になってから約5ヶ月後の2021年2月。ともにリクガメ・カピバラを担当していた後輩が退職し、私がその3種をメインで担当することになりました。 リクガメやカピバラもこれまでなかったものを作り上げるべく、より楽しくごはんを探して食べられるよう与え方を変えたりごはんの種類の細分化や掃除方法などのマニュアル作成に勤しみました。 何かを作るためにはよく観察し少しでも相手のことを知らなければなりません。 その観察から少しずつ知識が増えていくことやそ

          あの日までの道のり、あの日からの道のり「(15最終回)水族館スタッフとして」

          円柱水槽がさらに生まれ変わりました!🦐🦀🐚

          円柱水槽が新たな姿に生まれ変わりました! その名も 『学び!発見‼︎おらんく愛水槽』桂浜水族館でくらす生きものたちのほとんどは地元の漁師さんや水産会社さんのご協力によって水族館へやってきます。 当館は初代館長で網元だった永國亀齢氏が「土佐湾の魚を生きた状態で展示し、多くの人々にその姿を見てもらいたい」という想いで始まりました。 その想いは今ここで働く私たちにも受け継がれていますが、そう思っているのは私たちだけではありません。 「かっこよさ、おもしろさ、不思議さ、おいし

          円柱水槽がさらに生まれ変わりました!🦐🦀🐚

          ピカピカになった水槽たち✨🐟

          4月15日から清掃兼補修で閉鎖していたおらんくの池がピッカピカになりました! お魚を移動後、スタッフで代わりばんこに磨いてコケを落とし、同時に危険と思われる部分の修復も行い、26日には全ての補修が終了。 バックヤードに避難していた魚たちも戻ってきて無事ゴールデンウィークを迎えることができました! ひび割れや擬岩が崩れ落ちていたところも設備スタッフが綺麗に修復したので、安心して岩の上から中の魚たちを見ていただけます♪ ただし、池下段の端にある滝や池上段まわりの岩は手前の岩場

          ピカピカになった水槽たち✨🐟

          あの日までの道のり、あの日からの道のり「(14)そしてペンギン担当に🐧」

          「やるからには徹底的に!ないものは全て築き上げる!」 動物園から戻ってくる少し前、ペンギンの前々担当者(私が水族館に入社した時のペンギン担当者)から「帰ってきたらペンギンも担当してもらうことになる」と聞いていました。 動物園でインコなどの鳥類に携わっていた経験から後任に選ばれたんだと思います。 2020年4月1日、1年間の出向を終え水族館に戻ってきました。 戻ってきてしばらくは以前と同じく魚類をメインにし、当時のペンギン担当者(私の前任者)が休みの時はペンギンの飼育に入る

          あの日までの道のり、あの日からの道のり「(14)そしてペンギン担当に🐧」

          GWイベントのご案内🦎

          ゴールデンウィークが始まりましたね! 初日は朝から雨☔ そんな中、多くのお客様に足を運んでいただき嬉しい限りです😊 さて、いきなりですが明日4月28日(日)と30日(月)は下記のイベントが開催されます。 爬虫類・両生類の飼育情報誌『ビバリウムガイド』の編集長で、水族館内にある爬虫類・古代魚等飼育エリア「アキラの部屋」の支配人でもある冨水明氏が来館され、ツアーやトークショーを行います。 ツアーの受付時間は9:45〜 水族館エントランス(水族館の入り口付近)にて担当スタッフ

          GWイベントのご案内🦎